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日和見山歩記

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2011年 07月 21日

雲がかかる前に展望下山、大日→称名滝 2011/07/16(土) 快晴後山は曇 単独

雲がかかる前に展望下山、大日→称名滝 2011/07/16(土) 快晴後山は曇 単独

大日小屋06:45→大日平山荘08:45→牛の首09:33→猿ヶ馬場09:53→10:28称名滝登山口→称名滝10:49展望台→11:10称名バス停11:30→11:50立山駅→11:55グリーンビュー立山入浴12:40→立山駅12:54→13:52富山駅14:19サンダーバード30号→19:10自宅

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夕べ剱岳のアーベントロートを見られなかったので、日の出くらいはと構えていましたが、それもガスで見えませんでした。でも、食後にどんどんガスが晴れて、剱岳が姿を見せてくれました。
たった二泊でしたが、何だかとても長い日数だったように感じました。
今日は家まで帰らなければなりません。またまた時間との勝負です。





その前に大日小屋のことを少し。
2007/09/16-17に今回とは逆コースで八郎坂から下りたときに、一度泊まっています。そのときの印象が殆ど無いので気にもしていなかったのですが、今回泊まってみて凄く立派な山小屋だとの印象を強くしました。
ランプの宿をうたい文句にしていますが、きれいに磨いたランプがいくつも掛けてあります。
食事はおかずの種類の多さ、ボリューム・味、ご飯の味ともに一級、前日の五色ヶ原がひどいものだったので、その違いにビックリしました。
客が二人だったので、のんびり出来たこともあって評価が凄く高いですが、そうでなくても立派な小屋だと思います。

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夕食、朝食の写真、ちょっと見にくいですが、家庭料理のようなおかずがあって、小屋の方々が随分努力しておられることが分かりました。

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小屋内部の様子です。少し小さめの音でギターの曲が流れていて、とても良い雰囲気でした。

さて、下山です。昨日の夕刻は、素晴らしい雲海でした。今朝も朝日が当たって素晴らしい雲海です。

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更に時間が経って、今朝は剱岳に笠雲がかかってきました。
これがかかると天気は悪化すると言われています。俄然早く下山することにしました。実際、下っている間にどんどん雲が湧いてきて、下界は晴れていますが、山の上は見えなくなってしまいました。

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薬師岳もこちら側から見ると雪は殆ど無いように見えます。
大日平山荘と木道が視界に入ってきました。

何度か流れを渡りながら高度を下げますが、花の写真を撮りながらなのでなかなか前に進めません。

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シラネアオイ

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ワタスゲ

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チングルマ

去年崩れた牛の首下の急斜面では、復旧工事中でした。それでもずり落ちそうな斜面で、とても怖い思いをしました。

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そして、ようやく登山口に着きました。でも、滝を見に行ってくるので、まだお終いではありません。

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海の日を含む三連休とあって家族連れがたくさん滝見に来ていました。かく言う我が家も阪神淡路大震災の前年に来ていました。その頃を思い出しながら一人で滝見、ちょっと寂しさもありました。
久しぶりの豪壮な滝を見てちょっと感激し、バス停に向かいます。手前のレストハウスで思わずソフトクリームを買ってからバスに乗り込みます。余談というか、冗談というか、何故このルートを行くかというと、このルートだと高原バスとケーブルカーに乗らないので運賃はたったの500円、びんぼぉな私にはぴったりのルートなんです。

立山駅でロッカーに預けてあった着替えなどを取り出して、そのまま正面のグリーンビュー立山に向かいます。日帰り温泉が600円、ちょっときつめのアルカリ泉で、ぬるぬるつるつるした感じです。日焼けしたところは飛び上がるほど痛いのですが、焼けていないところだけ浸かれるところがあって広い温泉を独り占めでした。
機会がありましたら是非一度ご利用下さい(決して回し者ではありません、なかなか良いお湯ですので)。

いつも私だけか、良くてももう一人くらいしか乗っていない地鉄電車も今日ばかりは結構乗ってきます。
鉄道はいつまでも残って欲しいです。
こうして充実の夏山第一弾??が終わりました。日本が大変な時期に素晴らしい日本の大自然にどっぷり浸かったので、余計に満足感が大きくなりました。この素晴らしい風景を初めとした大自然、いつまでもいつまでもこのままで残って欲しいものです。

この後富山駅でお土産に「ライチョウの里」、「いたちがわ」と言う和菓子、ますの寿司などを買ってサンダーバードで帰阪、帰宅しました。

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by jj3bhn | 2011-07-21 22:20 | 山歩き


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