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日和見山歩記

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2010年 08月 19日

白神山地の滝巡り、暗門の滝コース 2010/08/19(木) 快晴

さて、8/19(木)、早朝の乳頭温泉郷の孫六温泉往復後、大急ぎで田沢湖高原温泉を出発します。何しろ3日間で一番の長距離を移動する上、白神山地の長いコースを歩くのですから。

バスは田沢湖湖岸から玉川沿いに玉川温泉前を通過、標高900mを越える国道を青森県に向かいます。そして東北自動車道を一区間だけ走って弘前へ。途中で奥羽本線を走る寝台特急あけぼのと併走して一瞬鉄ちゃんになってしまいました。

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そして、間もなく岩木山の南側を眺めながら白神山地のある西目屋村に入ります。
この山の形から「山」という漢字が出来たとか・・・・???バスガイドの話としては面白い・・・・。

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右のアンモンがバスの駐車場で、そこから暗門川沿いに渓谷を遡り、第3の滝往復が本来設定されたコース。
私一人だけ、自己責任で更に上流の第2/第3の滝までの往復と、帰りに川沿いではなく、ブナ林コースと更にその派生コースも回って、出発点の水場に同着でした。天候は快晴、気温24℃で汗ばむくらいの暑さですが、滝の前は爆風で21℃、いつまでもいたいくらいに気持の良い場所でした。ただ、どの滝も水量が多く、その分爆風が凄くて、カメラのレンズに水滴がついて大変でした。
同じような高さの六甲布引の滝の豪雨後の増水したとき以上の水量でした。



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駐車場から暗門川にかかる橋を渡るときの川のきれいなことに感動します。
建物の左に水場があって、そこで入山協力金を出すと、入山記念カードをくれます。

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しばらくは川幅も広く、緩やかな流れの横の結構広い整備された道を歩きますが、徐々に川幅が狭くなってくるとこのような仮設の歩道を歩くようになります。本来の登山なら徒渉か沢登りになるでしょうか。

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屈曲部を回り込むと突然第一の滝の前に出ます。水量が多く堂々たる滝です。滝の上部に歩いている人たちが見えます。ここで引き返す手はありません、添乗員にちょっと上までと言って更に上を目指します。

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上部からの滝の姿も、虹が架かって素晴らしいものでした。

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滝の最上部からされに流れを辿って上流に行くと、第二の滝が現れます。こちらも第一より高く、水量も多く爆風も強くなっています。滝壺を取り巻く部分がが広いので水滴が飛んでくる量はそれ程多くはないようでした。

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第二の滝の横の急な道を登り切った辺りで手掘りと思しき隧道をくぐります。

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隧道の出口横が滝の落ち口になっていました。

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先を急ぎます。第3の滝はすぐでした。ドドォッと音がしています。滝壺の形のせいか、爆風が強烈で、カメラに水滴がこんなにつきました。最大の滝なのだそうです。ここまで見に来て大正解でした。

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道はここまでです、大急ぎで元来た道を戻ります。途中で川沿いからブナ林に入るコースがあり、当然そちらに入りますが、結構な上り坂が待ち受けていました。それでもどんどん進んで、更に付録のような大回りコースに入りました。そこのブナ林はわざわざ回るだけの価値がある素晴らしい森でした。
昨日の獅子が鼻湿原にあったブナ林は奇形の素晴らしいものでしたが、こちらはすくっとまっすぐな人の手が入っていないブナ林でした。
もう一本枝道がありましたが、さすがに時間が気になったので、そこはパスして出発地点の水場に急ぎます。

水場についたときに本隊がバスに向かうところ、何とかセーフでした。大急ぎで白神の水をペットボトルに汲んでバスに向かい、今回のツアーのメインの参観・散策は終わりました。

狭い林道を大型観光バスが青森空港に向け出発、次に来るときは一泊するくらいのゆったりモードで来たいと思いつつ、車窓の景色を楽しみました。

参考文献
何冊か見ましたが、私のかって参考にした本は
東京地図出版社の「地図で旅する日本の世界遺産 004 白神山地」(¥1,500)でした。

by jj3bhn | 2010-08-19 18:42 | 観光


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