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日和見山歩記

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2010年 09月 23日

レスキュー、きびきびと頼もしかった。 2010/09/23(木) 曇しばしば雨 最低気温16℃

同行2名、計3名  山頂 16℃ 強風

三ノ宮→市が原→全山縦走路(天狗道分岐まで)→黒岩尾根→摩耶山→全山縦走路西向き(天狗道・稲妻坂)→稲妻坂上部アクシデントでハーブ園世継ぎ山往復→市が原→三ノ宮

登り始めは雷がすごかったのですが、市が原を過ぎる頃からは時折小雨程度になり、誰にも会わない黒岩尾根の展望箇所からは雨上がりの展望があって、急登で出た汗も寒さを感じるくらいの気温と強風で早々に摩耶山に向かいました。

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山頂の大屋根下で昼食、強風でロープウェイも止まっていたので静かな山頂でした。

このまま三ノ宮までのんびり行けると思っていましたが、事件は学校林道分岐を過ぎた少し下で始まりました。
コウヤボウキが咲いていないかと下を見ながら順調に下っていたら、突然不安そうな顔をして立ち止まっている女性が目に入りました。
汗びっしょりだったので、どうしたのか聞くと、道に迷った、ハーブ園に行くのはどっちと言うので、同じ方向なので一緒に行くことにしました。
もう少しで稲妻坂に入るところで、後でズズッと言う音に続いて、アッ、と言う声、振り向くと滑ってしゃがみ込んでいます。

痛みがひどく立ち上がれそうにないので、私のバンテリンを一吹きして、119番に連絡、電話でのやりとりの後レスキューが来るのを待つかどうか躊躇っている内に消防と救急車のサイレン音が聞こえました。

音がして気付いたのですが、ハーブ園までは車が上がれるのでそのルートでもう到着したようでした。それならばハーブ園まで誘導のためにと同行の塚ちゃんとカナちゃんに付き添ってくれるようにお願いして、荷物はその場に置いてハーブ園へ。

中にはいると、消防車が2台、指揮車が1台、救急車が1台、人の数は?(後で思い出すと20名くらい?)。とって返してレスキューの作業を見ていました。救急の手順は素晴らしく、あっという間に添え木をつけ、寒がっていたのでアルミシートを巻き付け救命ボートに収納しました。
この間、電話をしてから約1時間、待っている人には長い時間に思えたでしょうが、とんでもないくらいに迅速でした。

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この先はボートの後を行くと遅くなるので、後をお任せして先に下山を開始しました。稲妻坂途中の岩場にはロープを仮設して、救命ボートをゴンドラのようにして降ろす準備が出来ていました。

布引貯水池の辺りで救急車が下りていく音が聞こえ、布引の滝上にある見晴台でその他の車が下りていきました。

事故は一瞬、大勢の人に迷惑をかけるので、山にいる間は気を抜かず注意力を集中していないといけないと実感した一日でした。

by jj3bhn | 2010-09-23 21:16 | 山歩き


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