日和見山歩記

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2011年 06月 13日

追記完了 花と展望の鳴谷山@加賀・白峰村 2011/06/13(月) 曇時々晴 2名

花と展望の鳴谷山@加賀・白峰村 2011/06/13(月) 曇時々晴 2名

もう一つの表題 「道路渋滞+道間違い+カモシカ=白山大展望の鳴谷山」

この意味は、山頂に着くのが遅くなったのが幸いして、何組かの方が展望がないのでと下山されたのに、我々が山頂にいる間だけ全貌は無理でしたが、何とか白山らしい姿を見ることが出来ました、と言うことでした。
先行の方々は霧の中だったと言って下山されたのですから、この大展望ならラッキーと言うべきでしょうか。

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いくつかのリポートで花と展望が素晴らしい山、とあったので時期が少し遅いのと、天気が心配でしたが、余り期待せずに出かけてきました。

友人宅@津幡7:25→手取湖桑島大橋9:30→スキー場(道を間違えました、地図の赤い点になっているところです)9:40→10:25登山口駐車場→11:35鎧壁11:40→砂御前分岐12:16→13:51鳴谷山山頂14:22→砂御前分岐15:30→鎧壁15:47→16:32登山口駐車場→天望の湯17:53

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白山にどれくらい近いか分かるでしょうか。


時期が遅かったのにもかかわらず、今年の異常気象のせいか、花もたくさん咲いていました。見た花は、ミズバショウ、リュウキンカ、イワカガミ、イワウチワ、ゴゼンタチバナ、ショウジョウバカマ、ミヤマカタバミ、コブシ(タムシバ?)、オオカメノキ、ウラジロヨウラク、シャクナゲ、ムラサキヤシオツツジ、ギンリョウソウ、ミツバオウレン、バイカオウレン、イワナシ、チゴユリとマイヅルソウ(こんなに群生しているのは初めてでした)など。

樹木
森も素晴らしいもので、鳥の鳴き声、深緑が身体に染みつくようでした。
また、上部にはサンカンスギと言われるタテヤマスギのような杉の巨木が何本もあって、深山の趣がいや増していました。上部に行くほど深い森の緑に酔いしれ、下山時の霧がかかった様子などは得も言われぬ素晴らしさでした。

登山口まで
平日の都市部は通勤ラッシュで、金沢の山側環状と言われる市内に入るところでしっかり渋滞に引っかかり、30分以上ロス、天気予報の晴が全くのウソで、今にも降り出しそうな空を気にしながらの渋滞通過でした。
それでも通勤とは逆方向になるとスイスイ流れ、順調に手取キャニオンを通り過ぎ、手取湖脇の157号線を桑島大橋で左折、いよいよ林道に入ります。
鳴谷山へは途中の三叉路で右方向と、百合谷(びやこ)方面をうろ覚えで、間違えて最初の右折に入り、とんでもないガタガタ路面の林道を登り詰めて、白山白峰温泉スキー場に着いてしまいました。

でも、そこで我々を待っていてくれました。

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大急ぎで戻ります。平日だから駐車場はガラガラかと思いきや、何と6台くらい停まっていました。
自分のことはさておいて、世の中には暇な人、物好きな人は大勢いるんだ、と感心するやら安心するやら・・・・。

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ここの標高はほぼ1000m、せいぜい600m登れば山頂と軽く見ていましたが、やっぱり石川県、加賀の山、白山前衛、なかなか手強い山でした。でも、花と展望は素晴らしく、時期が後1ヶ月早ければ、林床の花がもっともっと輝いていたと思われます。鎧壁の残雪がちょっと怖そうですが、そこさえ気をつければ、展望ももっと凄かったのだろう、とも。

さて、時間も遅いので、すぐに出発します。少し行くとすでに育ち過ぎたミズバショウの大きな葉っぱの群落、渓谷にかかる滝、林床にたくさんのチゴユリなどを見ながら、傾斜は適度ののんびりした山道を行きます。

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大きな杉が立っています。どれくらいの年月があればこれくらいになるのでしょうか、そしてもっとビックリするのは、この杉はまだ序の口で、更に凄い杉が続々と出てくるのです。

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真っ白なタムシバ(コブシかも)、オオカメノキも続々と出てきます。

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もう花の時期がすっかり終わってしまって、ホンの少し残っていたシャクナゲ、その盛りの時期はシャクナゲ街道状態でしょうか。

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そして、この大きな杉の根っ子を越えると、

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この登山道で唯一の岩場の鎧壁と言われる箇所、高さ100mの一枚岩だそうです。 と言っても登るわけではなく、写真で言うと左側に落ち込んでいる斜面をトラバースします。残雪期はちょっと怖いかも知れません。

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山頂に向かう場合は、この写真の向こうがわから少し下り気味に来ます。

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そして向こう側へ進みますが、斜面の出口のところが非情に狭く、また傾斜が急な部分のトラバースになります。残雪時の越え方は不明です。

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その先は今でも小さな雪渓渡りになっています。雪が解けたところにはミズバショウが芽を出しています。

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ここから花が俄然多くなります。まず、エンレイソウです。
登山進行は完全に花モード、そうなんです、写真停滞です。

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リュウキンカの大群落です。地面が黄色くなっているように見えます。

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どの画像を載せようかと迷ってしまいました。

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斜面状の大湿原にリュウキンカ、ミズバショウが咲き乱れています。
いつまで撮っていても撮り足りません、見飽くこともありませんが、行かなくてはなりません、山頂へ。

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しばらく行くと砂御前山との分岐に出ます。

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この辺りから巨大な杉がたくさん出てきます。「サンカンスギ」、漢字で「三冠杉」と言うそうです。
いわれとかはよく分かりません。
立山山麓の美女平などで見られるタテヤマスギとよく似ています。とにかく大きいです。

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色づき始めたウラジロヨウラク、うまく撮れませんでした。

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マイヅルソウがあちこちで群落になっています、こんなに小さい花なのに圧巻、と言う感じでした。

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ムラサキヤシオツツジというらしいです、始めて見ました。

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オオカメノキの向こうに鎧壁が見えます。

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ミツバオウレン

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イワナシ、この一輪しか見ませんでした。以前伊吹北尾根でもそうでした。

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いつ雲の中に入るのかとドキドキしながらでしたが、結局雲は上がっていて、この大展望が待っていてくれました。ここで夏山本番のような景色に会えると思っていなかったので、大感激、感動の嵐です。

ここから頂上はすぐです。

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早速食事の準備、ここまで辛抱した甲斐がありました。
ナニナニ、ここは甲斐の国ではなく、かがの国ですよ、とばかりに「かが」んでいるおばりんさんです。

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ガスが一番薄くなったときの大汝方面です。
去年は二回行けましたが、今年はどうなるでしょうか。

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さて、そろそろガスが湧いてきたので、下山にかかります。最後の展望を見ようと立ち止まった足下に、ゴゼンタチバナが咲いていました。

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よく見るとバイカオウレンも咲いていました。

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ギンリョウソウ、これもここだけで見ました。

ここから、砂御前分岐、鎧壁、滝見などを足早に通り過ぎ、ようやく出発地点の登山口に戻りました。
標高差以上のハードさと、花の多さで、標準のコースタイムは役に立ちませんでした。
いくら見ていても飽きない素晴らしい展望もあります。

残雪の頃に真っ白な白山も見てみたい気もしました。
いろんな意味で心に残る素晴らしい山行きでした。

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最後は去年も入った天望の湯で汗を流して今日の山行きは終わりました。
いろいろとお世話いただいたおばりんさん、本当に感謝感謝です。
また次の山もよろしく、とお願いしてお別れしました。
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by jj3bhn | 2011-06-13 20:38 | 山歩き | Trackback(1) | Comments(3)
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Tracked from おばりんの写真日記 at 2011-06-17 09:55
タイトル : 鳴谷山(別名:じぶね) 標高1,596m
 登山口へ向かう林道の入口を間違え、金沢市山側環状線の朝の渋滞に 巻き込まれて遅れた分を含め、1時間以上予定より遅れたでしょうか。 ともかく登山開始です。  この登山道では様々な杉の巨木に出会います。  すでに季節を過ぎているはずのシャクナゲにも出迎えてもらえました。  中間点のこの根を越えると、鎧壁という大きな一枚岩を横切らねばなりません。  この岩はその昔、ここが海底であった名残とか。 ...... more
Commented by おばりん at 2011-06-17 00:14 x
お疲れさまでした。
6,7月は週末の予定が多く入っていて、山行きの予定がたちません。
7月に入ったら白山禅定道を別当出合からバスで帰るコースで
日帰りしたいなと思います。
また、7/17と7/24は子供を滑川まで送迎しますので、どこかへ行けないかなと。
称名滝を横目に「八郎坂」を往復するのも一興かと思ってます。
Commented by jj3bhn at 2011-06-19 19:21
おばりんさん、返事が遅くなりました。
当日はまたまたいろいろとお世話になってしまい、感謝感謝です、有り難うございました。
良い山でした。また別の季節にも行きたいですね、特に残雪期に。
真っ白な白山を拝みに行きたいです。

白山禅定道、ご一緒したいですが、うまくタイミングが合うでしょうか。
八郎坂、2回下っていますが、上りはありません。
とんでもない急坂です。上りは大丈夫と思いますが、下りは道が崩れているところがあって怖い思いをしました。
バス道から滝を見るところがあります。
実は更にその上にバス道からは見えないとても良い滝見の場所があります。是非行ってみてください。  それには付き合わないのかって??
誘っていただければ行くかも・・・・HiHi
Commented by 菊次郎 at 2012-06-02 02:47 x
ブログ訪問、ありがとうございます。
昨年に続いて、今年も鳴谷山にお出かけですか
もっと、高山植物も開花していると思います
それにしても、アクティブに活動されていますね
霊峰白山に、またお出かけください


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