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日和見山歩記

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2011年 09月 25日

#3 山小屋祖母谷温泉→黒部峡谷鉄道 2011/09/24-25 快晴

#3 山小屋祖母谷温泉→黒部峡谷鉄道 2011/09/24-25 快晴

無事到着した山小屋でのんびり温泉に入って気分さっぱり、すっかりくつろいでしまいました。
今回はお彼岸の3連休で、去年の客は3名と言うのはウソのようでほぼ満員。で、隣の方はどこかでお会いした
ような・・・・、相手もそう思っておられたようで、去年同宿だった快足の方でした。
今回は室堂から阿曽原、水平道を通ってこられたそうです。

今回、このルートを選んだ理由の一つにこの温泉宿に泊まり、内湯に入ることがありました。
去年、迂闊にも内湯には入らなかったのです。
ここの温泉には露天風呂と内湯があって、それぞれ泉源が違うのでお湯の性質が異なります。
露天は河原から引いていて、もやもやの浮遊物が浮いています。
内湯は対岸から引いていて、浮遊物もなく、まったりしたお湯です。

ゆっくりと両方のお湯に入れて、課題が一つ解決しました。
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祖母谷地獄から上がる湯煙で、この日の気温がかなり下がっていることが分かります。
食事をゆっくり食べ、疲れもピークなので早々にやすんでしまい、明け方までそのまま・・・。



翌25日は、欅平まで約30分、去年同様、初発の前に猿飛峡を見てこようと少し早めに出発しました。
途中、渓谷の写真を撮りながらでしたが、まだ光が足りなくて良いのがありません。

ここで宿の景色とお別れです。左手に露天風呂とテント場があります。
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林道から見下ろす渓谷は、大岩に白く泡だった流れが噛みつき、黒部渓谷の凄さを見せています。
いくつかのトンネルを抜けると名剣温泉、そして人喰い岩をくぐって間もなく欅平です。
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遊歩道からの黒部川は深い谷でホンの少ししか見えない快晴の空と絶妙の景観を見せてくれます。
猿飛峡への途中の対岸にあるフクロウの形をした木の根っ子は去年の記録で見てください。

そして遊歩道の突き当たりが猿飛峡、下流から見ると狭く見えますが、上流から見ると変哲もない少し狭くなった
流れですが、ここまで水と近づけるのでそれなりに迫力があります。
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この日はダイヤにない08:55発の臨時便があったのですが、猿飛峡にも行っておきたかったのと、早く出ても
結局予定したのと同じ接続になるので、欅平発09:16にしました。
宇奈月・宇奈月温泉駅から新魚津・魚津経由、富山では大急ぎでお土産を買ってから、サンダーバードで帰宅、
明石の自宅には18:00過ぎの到着でした。
こんなに遠い黒部渓谷、日本の秘境というのは本当にその通りです。

花こそ少ない時期でしたが、素晴らしい展望・温泉、今シーズン初の雪と大満足の山行きでした。

by jj3bhn | 2011-09-25 18:00 | 山歩き


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