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日和見山歩記

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2013年 10月 18日

満を持して鳳凰三山#3 鳳凰小屋から地蔵岳周回 2013/10/13 快晴 2名

満を持して鳳凰三山#3 鳳凰小屋から地蔵岳周回 2013/10/13 快晴 2名

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地蔵が岳オベリスク直下で。上の方に写っている人は、某M新聞旅行のツアー客です。

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本項は10/13のドンドコ沢五色の滝→鳳凰小屋→地蔵が岳→赤抜け沢の頭→鳳凰小屋分岐のコル→鳳凰小屋までの分です。

2013/10/12(土) 明石自宅08:30→17:00甘利山グリーンロッジ(以下GL)@韮崎市 泊
2013/10/13(日) 甘利山GL07:00→07:30青木鉱泉07:40→ドンドコ沢→
               13:00鳳凰小屋13:10→14:15地蔵が岳14:22→赤抜け沢の頭→鳳凰小屋分岐15:20→
               ショートカットコース→15:50鳳凰小屋 泊

2013/10/14(月) 鳳凰小屋→ショートカットコース→観音岳→薬師岳→中道→青木鉱泉→
               武川の湯→明石自宅

通過時刻を再度載せます。

着/通過時刻  場所    発時刻
07:30     青木鉱泉  07:40
09:20     南精進滝
10:00     鳳凰滝   10:18
11:12     白糸滝
11:58     五色滝   12:16

13:00     鳳凰小屋  13:10
14:15     地蔵が岳  14:22
14:33     賽の河原
15:19     鳳凰小屋分岐
15:51     鳳凰小屋

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さて、五色滝からまたまた急登ですが、それも程なく終わると傾斜も緩み、真っ白な砂の河原に出ます。
紅葉に気をとられてその素晴らしい庭園のような風景を撮るのを忘れてしまいました。
この次に行くときの宿題が出来てしまいました。

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振り返ると富士山がどぉーんと目に入りました。

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そして、ようやく地蔵が岳オベリスクが見えるところまで登ってきました。
うわぉーっ、と叫びたくなるくらいです。紅葉もその景色を引き立てています。



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河原からまた樹林に入るとすぐに人声が聞こえてきます。
ようやく鳳凰小屋に着きました。こんなにきついところだったのかと、想定外の厳しさによく登ってこられたと、ホッと一息つきます。
そして、小屋の受付を済ませると別館の二階に案内されます。想定通り、一畳(敷き布団一枚)に二人が寝ることになるようです。

こんな狭いところにくすぶっていても仕方がありません。
天気は快晴、時間はたっぷり、明日の偵察も兼ねてコースタイムで2時間ちょっとの地蔵が岳に行くことにしました。

登り始めると小屋周辺は素晴らしい紅葉です。ナナカマドの真っ赤な葉と実は翌時の朝日に照らされたときのものが素晴らしいので、#4で紹介します。

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2,380mから2,700mへ標高差300mですから、空身だし軽いものだと思っていましたが、どっこいどうしてどうして、なかなか骨のある急登で、おまけにこの写真の場所辺りは富士山の砂走りより細かい砂で、置いた足元がすぐに崩れて思うように登れませんから、結構手こずってしまいました。

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それでも、振り返れば韮崎などの甲府盆地がきれいに見えたりするのに助けられて、何とかオベリスクの基部に着きました。

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大展望を存分に楽しみます、先ずは左が仙丈ヶ岳、右が甲斐駒ヶ岳。
甲斐駒の左右に北アルプスが見えています。

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甲斐駒の左に乗鞍岳。

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甲斐駒の右には、穂高・槍連峰。

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勿論富士山も。

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左に賽の河原、この辺りから冷たい風が身にしみるようになってきました。何しろ大汗をかいているときと同じ半袖半ズボンでしたから。

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それで、そろそろ戻ろうと言うことになりましたが、あの砂の急斜面は下りたくないので、明日の行程を詰められるように観音岳方面に回って、近道コースを下ることにしました。

赤抜け沢の頭方面に登ると北八つの蓼科山から南八つの赤岳まで、オベリスクを盛り立てるようにきれいに見えました。
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ここでこの周辺のコースタイムについて。
いろいろなガイドブック・地図に載っているコースタイムは、今まで行った山では大体それより短い時間で行くことが出来ていました。
ところが登りはじめの青木鉱泉→南精進滝が、2時間のところが20分短縮と最初からちょっとずれていました。
それでこの周回コースも大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、とんでもないことで、賽の河原から鳳凰小屋分岐まで30分のコースタイムに50分近くかかってしまいました。

翌日のことですが、中道を下山した所にある標柱には登り4.5時間とあるところに4を消して6と手書きしてありました。

自分の足が遅いのは仕方がないとして、そうでなければコースタイムを信用して歩くはずです。それが違っていたら遭難にもつながりかねません。
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閑話休題、燕岳よりもっと素晴らしい花崗岩の彫刻の間を縫うようにして登りそして下ってきました。

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ようやく鳳凰小屋分岐に着き、下を見ると斜面の紅葉は今が盛りでしょうか、。

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樹林帯の急な斜面を下って、四時前にようやく小屋に帰り着きました。
6時過ぎのカレーまで、いや夕食までしばらく布団の中で身体を休めることにしました。

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狭い食堂で身を縮めながらの夕食、この後は10時間ほど爆睡しました。
夜中に起きてトイレに行ったときに見た星空は素晴らしいものでした。

10/13分はここまで、この先は#4に続きます。

by jj3bhn | 2013-10-18 19:08 | 山歩き


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