日和見山歩記

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2018年 08月 10日

2018/8/3(金)~8/6(月):大雪渓・白馬岳(旭岳省略)→清水尾根→祖母谷温泉快晴3名

2018/8/3(金)~8/6(月):大雪渓・白馬岳(旭岳省略)→清水尾根→祖母谷温泉快晴3名

これで8回目、天気も良く、展望・花・温泉・トロッコ列車などを存分に楽しんできました。
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地図・写真付き詳細記録はこちらです。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1548037.html

【アクセス】

8/3(金)【移動日1】明石自宅→<青春18切符>→新宿→
      <臨時快速ムーンライト信州81号>→
8/4(土)【移動日2+白馬大雪渓・白馬岳頂上】
      白馬駅→<タクシー>→猿倉→大雪渓→白馬岳頂上宿舎→
      白馬岳頂上往復→白馬岳頂上宿舎(泊)
8/5(日)【清水尾根→祖母谷温泉】
      白馬岳頂上宿舎→清水尾根→祖母谷温泉(泊)
8/6(月)【下山・帰宅移動】祖母谷温泉→欅平→黒部渓谷トロッコ列車
      →<青春18切符>→明石自宅
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【コースタイム】
1日目 山行7時間35分 休憩3時間6分 合計10時間41分
    猿倉荘06:26→06:28猿倉登山口駐車場06:29→07:29白馬尻荘07:30→
    07:33白馬尻小屋07:59→11:02岩室跡11:36→11:57避難小屋12:18→
    14:00白馬岳頂上宿舎15:24→15:53白馬山荘→16:10白馬岳16:27→16:47白馬山荘16:49→      17:07白馬岳頂上宿舎(泊)

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2日目 山行14時間2分 休憩34分 合計14時間36分
    泊白馬岳頂上宿舎06:20→07:24裏旭岳07:26→09:01清水平09:02→
    12:18不帰岳避難小屋12:49→20:52祖母谷地獄(河原の温泉)→20:56祖母谷温泉(泊)
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3日目 山行48分 休憩0分 合計48分
    泊祖母谷温泉08:01→08:37名剣温泉→08:49欅平駅

【毎年通って8回目(除昨年2017年)】
昨春発症したヘルニアで、山はおろか普通の生活すらままならない状態でしたが、盆過ぎからの薬・リハビリ治療・ストレッチ・マッサージなどが奏功し、完走は幸運に恵まれていたこともありますが感激一入です。

【所要時間が長い・・・メンバーが熱中症と足のまめ、滑落しかけた】
1日目:天気は快晴で良かったのですが、異常な位の高温で、熱中症気味の症状があり休憩を多く取りました。これだけ快晴でなく、いつものようにガスが湧いたり晴れたりする方が涼しくて良いと言うことが分かりました。
2日目:早朝こそガスがかかり涼しい位でしたが、旭岳の山腹トラバースに入る頃にはすっかり晴れ上がり、照りつける太陽で気温が高くなりました。
・樹林帯に入るまではほぼ順調だったメンバーが、後半の不帰避難小屋から先の樹林帯に入ってから、熱中症の症状と足に出来たまめの痛みで進行が大幅に遅くなりました。
・登山道が引っかかりのない砂地のところで滑落しかけ、すぐ後ろにいた私が辛うじて腕とザックの肩掛けをつかんだものの、元に姿勢に戻るのに体力を消耗してしまったと思われます。谷底まで滑落しなかったのは幸運だったとしか言いようがありません。
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写真のコメントにも載せましたが再掲します
・事前に読んでいたリポートでも滑落した記事がありました。
 この方の滑落箇所と同じかどうかは確認していません。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=1536138&com_id=1943488&com_rootid=1943488&com_mode=flat&com_order=0#comment1943488
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・ビバークを決心・・・最後の水場(登りの場合は名剣沢から最初の沢)で水を補給し歩き始めましたが、細かなアップダウンや倒木の乗り越えが出来なくなり、平坦なところでエマージェンシーシートを被ってビバークすることにし、私は小屋に連絡することに。
・幸運だったこと
 1.この日、遭難したと思われる方の捜索に富山県警山岳警備隊のヘリが飛んでいて、2名の隊員の方が下山しながら捜索のため祖母谷温泉に向けて追い越して行かれた。
 2.もう一人のメンバーが先に祖母谷温泉に着き、そこにいた警備隊に救助を要請、下山中の私とも途中で接触、最短時間で下山することが出来ました。
 3.通常だったら連絡はとれても行動は捜索は翌日になるはずだし、祖母谷温泉に来るだけでも半日はかかり、自分たちだけでは下山させることはとても困難だった、あるいは不可能だったと思われます。
警備隊の方からも、ビバークしても寝たことにならず体力は回復せず、足が動かないだろうと言われたそうです。

【感謝】
迅速に動いて戴いた警備隊の方々、小屋で食事を作って待って戴いた小屋主さんご夫妻その他援助して戴いた皆さんに感謝します。
翌日予定通り帰宅できるとはとても思えない情況だったのを、無事に帰宅できました。有り難うございました。
経緯・原因・再発防止対策を整理し、メンバーと今回行けなかったメンバーで共有し、今後のために生かしたいと思います。

【コース状況/危険箇所等】
1.白馬大雪渓・・・大雪渓入り口ケルンの少し上まで夏道。雪渓上はクレバスもまだ無く、状態は良かった。雪面が後退しているので、アイゼンを外す箇所も高度が低い箇所になっていた。
2.小雪渓・・・既に経路変更されていて小雪渓渡りは無くなっていた。
3.落石・・・かなり大きな岩(一説に軽自動車大)がガランガランと音を立てて落ちていった。
4.清水平雪渓・・・まだかなり残っていて、流れもあった。
5.清水尾根・・・2,400m付近から下は下草が刈り払われていました。
6.不帰避難小屋・・・水場は冷たい水が豊富、たっぷり補給しました。
7.百貫の大下りを含む登山道
  ・昨日の疲れ、ここまでの疲れ、午後の暑さ、狭いざれた登山道、
   4箇所ほどある沢渡り前後の崩落しかけた道など、難所の連続。
   集中力を切らさないように。
  ・同行者が砂に足を取られて体半分位滑落、すぐ後ろにいて
   落ちるのが見え、とっさに何とか手をつかんで食い止めた。
   場所は、大きな沢を3つ越えた先の斜めになった砂地の箇所。
   登りだと、最初の大きな沢を渡ってから少し進んだところ。

★同じ箇所かどうか不明ですが、別の滑落記事(id:oscbtさん)あり。
参考のためにurlをコピーさせて戴きました。
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail.php?did=1536138&com_id=1943488&com_rootid=1943488&com_mode=flat&com_order=0#comment1943488 

8.白馬岳登山口→名剣沢に出て祖母谷温泉までの林道に出るのは、赤丸を頼りに対岸に渡りますが、豪雨のたびにルートが変わるので、分かり難い場合は、多少左下向き気味に対岸に渡り、対岸の土石壁に沿って下流側へ。やや行くと赤丸に従って取り付け道を下ります。
林道を淡々と山小屋へ。所要 約20分

【その他周辺情報】
山小屋祖母谷温泉・・・いつ行っても気持ち良く迎えて下さる温泉付きの山小屋。富山名物の夕食も楽しみです。ここがあるのでそれまでの苦しい山道を我慢できます。祖母谷地獄で河原の露天風呂も楽しめます。

黒部渓谷鉄道・・・ここからは観光モードに。鉄道趣味がなくても楽しめるトロッコ列車の旅。

【感想】
ヘルニアのリハビリ最終確認、約13kg何とか担いで歩ききりました。特に清水尾根の下りはゆっくりとは言いながら時間が長かったので堪えました。祖母谷温泉に浸かったときの幸福感は(ビバークしているメンバーと救助に向かって戴いている隊員の方々には本当に申し訳ないことながら)何とも言えませんでした。

個人的には、白馬大雪渓の絶景、お花畑、稜線からの大展望、清水尾根のお花畑など、今年も大満足の山行でした。

熱中症になりそうになりながらの苦しい歩きでしたが、終わってみるとまた行きたいという気持ちがわき上がってきます。
ただ、帰りの電車でずっと座っていた後遺症でヘルニアの出かかり症状があるので、もし行くにしても青春18切符での往復は無理かも知れません。
来年早々に古稀、年相応の移動手段を考えなければならないようです。

山の魅力満載、鉄ちゃん趣味満載の山行、個人的にはこれ以上のルートはないのでは、と思っています。

尚、動画も沢山撮りましたが、これはまだ整理できていません。

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by jj3bhn | 2018-08-10 22:13 | 山歩き/白馬・立山・富山県方面 | Trackback | Comments(0)